フィギュアスケートのアレコレ

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「ISUコミュニケーション第1741号」について

ISU(国際スケート連盟)より「ISUコミュニケーション第1741号」(Communication No. 1741, Single & Pair Skating Changes in Special Regulations and Technical Rules accepted by the 54th ISU Congress)が発行されました。先月アップした当ブログの記事を流用しつつ、その中身(主にシングルについて)を見ていきたいと思います。

○採用!
スピンおよびステップについて、「Basic Level」(= "Level B"。フィーチャーなしの場合)を設定

レイバックおよびサイドウェイズ姿勢を定義する条文を追加
アップライト姿勢の定義について
any position with skating leg extended or almost extended slightly bent, which is not a camel position
→ (スケーティング・レッグを)「ほとんど伸ばした」→「わずかに曲がった」状態に。
スピンの「中間姿勢」という用語を削除
▽スピンコンビネーションにおける非基本姿勢("non-basic position"。中間姿勢に替わる用語)の難しいバリエーションは、今後もレベルの特徴としてカウントされる

△不明?
SPのスピンコンビネーションについて、「基本3姿勢すべてを含む」を「少なくとも2つの基本姿勢を含む」に
→ "Solo Spin Combination, definition:"かー。シングル(SP)のはどうなった?

○採用!
ステップの「形状」(ストレートライン、サーキュラー、サーペンタイン)についての条文を全削除
▽「ステップシークエンスは氷面を十分に活用しなければならない」という条文を追加し、形骸化しつつあったパターンの区分を廃止

○採用!
男子のコリオステップ、女子のコリオスパイラルに替わり、新たに「コリオグラフィック・シークエンス」(コレオグラフィック・シークェンス)を創設
▽以下、「ISUコミュニケーション第1724号日本語版」より引用
「コレオグラフィック・シークェンスは,ステップ,ターン,スパイラル,アラベスク,スプレッド・イーグル,イナ・バウアー,ハイドロブレーディング,(リストに無い)繋ぎのジャンプ,回転動作といったあらゆる種類の動きから構成される.女子/ペアのコレオグラフィック・シークェンスでは,少なくとも任意の長さの1つの(キックでない)スパイラルを含まなくてはならない(ペアの場合は両者によって行われる).シークェンスはスケーターの最初の動作で開始され,最後の動作で終了する.シークェンスの形状の制約はないが,氷面を十分に活用したものでなければならない.この要件が満たされない場合には,シークェンスは無価値となる.コレオグラフィック・シークェンスはフリー・スケーティングに含まれ,シングルではステップ・シークェンスの後に行われなければならない.コレオグラフィック・シークェンスには基礎値があり,ジャッジのGOEのみで評価される」

In ISU Championships a Judge must not serve in more than one (1) discipline.
→ "Rule 582"の「4-C」("A Judge should not serve in more than two (2) disciplines per ISU Championships, if possible.)の改正。"if possible"とかなんとか言わずに、ビシッと決めた…ということか。

○採用!
SPの後半(1分25秒以降)に実施されたジャンプについては、基礎点を1.1倍
→ これに関しては、「前半ジャンプ固め撃ちは、個人的にはよろしくないと思っているので、その分散を促す改正は、好ましいといえるのではないかと。いろんな意味で後半にジャンプを持ってくるのが難しいことも、間違いないと思いますし」と書きましたが、あらためてそう思います。これをどう使うか…というか構成するかは選手次第。そうムチャなことはできないと思いますし、(ちょい)ムチャする選手がいるとすれば、それも一つの選択といえるのでは。これによりどうこうというよりは、従来のISUの考え方をSPにおいても反映させた(改正)…と捉えるべきかもしれません。

A deduction - 1.0 will be applied by the Referee if a part of the costume/decoration falls on the ice.
→ ダンスでは既に同様の規定あり。

"Rule 410"および"Rule 425"関連?は略!

○採用!
Starting from the season 2014-2015 vocal music with lyrics will be allowed.
→ これは先日の報道のとおり。では、以下の技術委員会からの提案はどうなったのか?解禁は2014/15シーズンからになりましたが…。

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ボーカル入りの音楽を許可する場合の経過措置として)ボーカル入りの音楽を使用した場合の減点を引き上げ(「1点」を「2点」に)

▽以下、その理由についての原文を引用
Reason: The Committee discussed the proposal of Finland, Figure for a Technical Rules change which will allow vocal music in Singles and Pairs. As there are both positive and negative impacts of the proposed change, the Committee decided to leave the decision to the ISU Congress 2012 (of course if there will be a corresponding proposal for a change in Special Regulations). However in case of the Congress decision to allow vocal music, the Committee recommends to implement it only after OWG 2014. Up to that moment the Committee proposes to increase the deduction for vocal music to avoid any intentional violation of the Rule and to be in line with the Ice Dance violation of music restrictions.

→ 技術委員会としては、もし(シングルとペアにおいても)ボーカル入りの音楽を解禁する場合には、せめて2014年のソチ五輪以降にしてほしいと。それに沿うかたちで解禁が議決された際には、その間の混乱を避けるため、ダンスの現規定(フリーの音楽違反)にあわせるかたちで、減点を引き上げるべきだと。…そういうことなのかな?
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ISU公式サイトによると、他には、
シニアの出場可能年齢を(競技会に先立つ7月1日までに)「15歳」(に達している)に統一 (施行は2014/15シーズンから)
これに関連し、
ジュニアのダンスとペアの男性について、年齢制限を強化(「21歳」未満から「20歳」未満へ)。ただし、施行は2014/15シーズンから
ノービスについて、年齢制限を強化(「15歳」未満から「14歳」未満へ)。ただし、施行は2014/15シーズンから
…"Minor adjustments"(http://www2.isu.org/vsite/vnavsite/page/directory/0,10853,4844-205151-222374-nav-list,00.html?id=1080)とは、おそらくこれのことではないかと思うのですが、詳細は不明。また「ジュニア⇔シニア間の移動制限」についても、その可否は不明。

それから…
オリンピックのペア競技について、フリー進出組を削減 (「20→20」を「20→16」に)
オリンピックのダンス競技について、フリー進出組を削減 (「24→24」を「24→20」に)
▽いずれも現在の選手権大会の基準に統一
…これも16日の公式サイト更新で報じられたとおり。

あと、これはどうなったのかな?不採用?
フリーの滑走順抽選を廃止し、SPの成績順(低→高)に
▽GPシリーズにおける現方式を全採用

このへんもまだわからん。
コンポーネンツの段階(および文言)を変更し、全カテゴリーで統一
less than 1 - extremely poor, 1 - very poor, 2 - poor, 3 - weak, 4 - fair, 5 - average, 6 - above average, 7 - good, 8 - very good, 9 to 10 - outstanding.
衣装の規定に「政治的、宗教的、人種的プロパガンダの禁止」を追加
暖房つけろや (ベルンの悪夢はもうごめん!)

こんなんは決まりました。
Congress passed a change to remove the preliminary rounds at ISU Figure Skating Championships which will impact the time schedule starting with next season’s ISU Championships.

…以上、こんな感じですかね? 「ISUコミュニケーション第1724号」については、そのとおりになるのだと思います。詳しくは、こちらの記事を(よろしければ)ご覧ください。関連記事はこちらこちら。大本?の記事はこちらです。
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[ 2012/06/22 22:29 ] ルール関連 | TB(0) | CM(0)

ジャパンオープンの出場選手第1弾が発表!

10月6日にさいたまスーパーアリーナで行われるチーム対抗戦、ジャパン・オープンの出場予定選手第1弾が発表されました。日本北米欧州、各チームのメンバーは以下のとおりです。(6月17日現在。カッコ内はJOの出場回数)

日本チーム
鈴木明子(2)、小塚崇彦(5)、高橋大輔(5)、他女子1名
北米チーム
パトリック・チャン(2)、ジェフリー・バトル(6)、アシュリー・ワグナー(初)、グレイシー・ゴールド(初)
欧州チーム
アレーナ・レオノワ(2)、他女子1名、男子2名

うーむ、楽しみですなー。ワグナー選手とゴールド選手は初参戦です!

2006年大会】
1 491.08 日本チーム
141.10 高橋大輔
119.70 本田武史
125.72 浅田真央
104.56 安藤美姫

2 473.34 北米チーム
139.40 ジェフリー・バトル (カナダ)
130.90 エマニュエル・サンデュ (カナダ)
117.64 ジョアニー・ロシェット (カナダ)
*85.40 アリッサ・シズニー (アメリカ)

3 445.72 欧州チーム
141.80 ステファン・ランビエール (スイス)
112.70 アレクセイ・ヤグディン (ロシア)
104.56 サラ・マイアー (スイス)
*86.66 キーラ・コルピ (フィンランド)

2007年大会】
1 497.47 日本チーム
150.59 織田信成
132.76 小塚崇彦
112.65 安藤美姫
101.47 浅田真央

2 471.11 欧州チーム
132.76 ブライアン・ジュベール (フランス)
128.43 アレクセイ・ヤグディン (ロシア)
111.29 サラ・マイアー (スイス)
*98.63 キーラ・コルピ (フィンランド)

3 458.81 北米チーム
140.73 ジェフリー・バトル (カナダ)
117.52 トッド・エルドリッジ (アメリカ)
107.78 ジョアニー・ロシェット (カナダ)
*92.78 キミー・マイズナー (アメリカ)

2008年大会】
1 491.82 日本チーム
127.23 高橋大輔
114.70 本田武史
128.03 浅田真央
121.86 中野友加里

2 488.45 欧州チーム
146.49 ステファン・ランビエール (スイス)
132.90 アドリアン・シュルタイス (スウェーデン)
123.11 サラ・マイアー (スイス)
*85.93 キーラ・コルピ (フィンランド)

3 481.81 北米チーム
151.95 エヴァン・ライサチェク (アメリカ)
111.94 トッド・エルドリッジ (アメリカ)
108.42 キミー・マイズナー (アメリカ)
109.50 長洲未来 (アメリカ)

2009年大会】 (シーズン前半に移動)
1 464.03 欧州チーム
150.52 ステファン・ランビエール (スイス)
117.49 サミュエル・コンテスティ (イタリア)
110.86 ラウラ・レピスト (フィンランド)
*85.16 エレーナ・グレボワ (エストニア)

2 463.90 北米チーム
142.26 ジェフリー・バトル (カナダ)
132.87 ジェレミー・アボット (アメリカ)
126.39 ジョアニー・ロシェット (カナダ)
*62.38 ベアトリサ・リャン (アメリカ)

3 434.17 日本チーム
130.13 小塚崇彦
109.58 本田武史
102.94 浅田真央
*91.52 中野友加里

2010年大会】
1 517.36 日本チーム
159.19 高橋大輔
150.71 小塚崇彦
115.02 安藤美姫
*92.44 浅田真央

2 517.20 北米チーム
166.63 アダム・リッポン (アメリカ)
128.39 ジェフリー・バトル (カナダ)
122.71 ジョアニー・ロシェット (カナダ)
*99.50 シンシア・ファヌフ (カナダ)

3 460.11 欧州チーム
151.00 エフゲニー・プルシェンコ (ロシア)
134.90 ミハル・ブレジナ (チェコ)
*92.73 サラ・マイアー (スイス)
*81.48 ユリア・シェベシュチェン (ハンガリー)

2011年大会】
1 518.64 北米チーム
159.93 パトリック・チャン (カナダ)
138.33 ジェフリー・バトル (カナダ)
112.74 ジョアニー・ロシェット (カナダ)
107.64 アリッサ・シズニー (アメリカ)

2 517.94 欧州チーム
152.71 アルトゥール・ガチンスキー (ロシア)
138.25 フローラン・アモディオ (フランス)
118.59 エリザヴェータ・トゥクタミシェワ (ロシア)
108.39 アレーナ・レオノワ (ロシア)

3 479.57 日本チーム
148.21 小塚崇彦
130.79 高橋大輔
112.46 鈴木明子
*88.11 安藤美姫
[ 2012/06/17 19:58 ] 12/13終了した大会 | TB(0) | CM(0)

2014/15シーズンから適用されるルール改正

時事通信(http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2012061600156)より。

「フィギュアのシニア国際大会に出場できる年齢を、いずれも15歳以上とする」
「2014年ソチ五輪後の14~15年シーズンから適用される」
(「従来は、五輪とISU主催の選手権大会に限り、当該シーズン直前の7月1日時点で15歳になっていることが出場資格の条件とされ、その他の国際大会は14歳で出場が可能だった」)
「フィギュアの男女シングル、ペアでも歌声の入った曲の使用が認められることになった」

…そうです。総会における決定事項とのこと。ボーカル解禁も同じく2014/15シーズンから。そっかー。これ(解禁)は結構意見の分かれるところではないかと思うのですが…。他にも何が決まったんかな?続報待つ!
[ 2012/06/16 13:04 ] ルール関連 | TB(0) | CM(0)


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