フィギュアスケートのアレコレ

フィギュアスケートのアレコレについて語るブログです。

高橋大輔のファイナルを振り返る (2)

引き続き、過去の高橋大輔選手のファイナルを振り返ろう!の第2弾です。

2007/08シーズン (トリノ) … SP:84.20 FS:154.74 総合:238.94 (2位)
この大会は「0.16点差」…これに尽きるだろうか。いまさらその得点差を云々することはしませんが。キスアンドクライで「間違えたの!」と言っていて、一体何を間違えたのか?と思いましたが、そうかそうか、2つ目の4回転に向かうときの方向…というかステップを間違えたんですね。それだけ1度目のパンクのショックが大きかったということで。
競技後のインタビューでは、「今回の試合は納得いかなかった」という言葉が。そして終わってから、「はぁ~やっちゃったー。くやしー」。でもこのシーズンからかな、その言葉により落ち着きと重みが出てきたのは。僕はいち早く高橋選手が持つ言葉の力に注目してきた(そうか?)と自負していますが、そこも彼をリスペクトする大きな理由の一つです。

2009/10シーズン (東京) … SP:89.95 FS:134.65 総合:224.60 (5位)
ここからは記憶に新しいところですが、一応ね。SPはスピンやステップでややコントロールを失う場面が見られたものの、すばらしい演技だったと思います。しかしあらためてすごいなと。これ復帰のシーズンですよ。どないなってんの!?といま見ても思いますね。いや、いまだからこそ思うのかもしれないけど。そこに至るまでの過程を無視するようで、あまりこういう言葉を使うべきではないのかもしれませんが、「超人的」だなと思わず。本当にすごい選手だと思います。
あと一つ、長光先生と本田先生の握手&軽い抱擁というレア(ですよね?)なシーンが見られたのもこのSPのとき。フリーはジャンプだけではなく、スピンでもミスが見られるなど、かなり疲れが見えるパフォーマンスに。しかしこのファイナルは、その後につながる重要な通過点になったといえるのではないでしょうか。とにかく場数を踏む必要があったと思いますし、その意味においても。

2010/11シーズン (北京) … SP:82.57 FS:137.20 総合:219.77 (4位)
この試合については、やはり相当厳しい状態だったのかなと。SPはなんとか、しかしフリーはとても持ちこたえられなかった。あらためて振り返り、そのように感じられます。
試合後のインタビューでは、「自分のミス。練習量が足りなかった」。それらの言葉を「気遣い」と見るメディアもありましたが、しかし高橋選手本人は、本当にそう思っていたのかもしれないなと。
いや、その言葉を疑うだとか、その言葉どおりだったとか、まったく気遣いからではなかったとか、そういうことじゃないんです。なんといえばよいのか…でもそこに高橋選手のパーソナリティが表れていることはたしかだと思うんですね。昨シーズンそのものをどう振り返るか?ということに関しても、とにかく自分自身に理由を求めるというか、自分と決着をつけたいというか…。

そのあたりの「『高橋大輔」とでも申しますか、それについては語ろうと思えばいくらでも語ることができますし、実際書いてはみたのですが、ダメだ、とてもまとまらない。伝えたいのだけど、それを正確に伝えられるだけの言葉がない。でもひとつだけいえることがあるとすれば、あらゆる疑問の答えは、彼の演技の中にあると。今シーズンの進化こそが、すべての証明だと。
それクサイよ、プンプン匂いすぎだよ…。でもそうなんです!結局はそれしかないんです!それにしても、いつかは言葉にできれば…とは思うのだけど、いまはそのときじゃない。いまはファイナルを楽しむときだ!だからせいいっぱい高橋大輔の演技を楽しむぞ!結局はそれしかないでしょ!
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[ 2011/12/08 23:30 ] 11/12終了した大会 | TB(0) | CM(2)
いろいろありますね
タロウさんの記事を読んで、なんだかいろいろ思い出されてきました。
2006-7のモスクワは前半悪くなかったんですけどね。途中から見ているこちらもオナカが痛くなりそうでした。風邪でしたっけ?ニコライの所にいた安藤選手共々具合が悪くなり、EXも欠場。
それでも2位は立派でした。ジュベール絶好調のシーズンで、表彰台の晴れやかなジュベールの隣で青ざめてました。

2007-8シーズンのトリノは、現地観戦の方も高橋選手の優勝だと思ったそうでで、優勝したランビも??というくらい(苦笑)
この時私はジャッジの詳細を確認したのでおぼえているのですが、ジャッジの抽選で一人でも違っていたら、または抽選無しで合計だとしても高橋選手の優勝でした。その得点差をモロゾフコーチがなんやかや言ってました。
本人は負けは負け、(もっと差をつけて)勝てなかったのは事実と、潔いというか、あくまで自分が納得出来る内容ではなかったことだと、裏表なくそう語っている様子に、かっこいいなと思いました。

2009-10東京のSPはすごいインパクトでしたね。
復帰後のシーズン初戦のフィンランディアでは、よろけながら正座のエンディング(笑)、それがよくここまで来たと。
長光コーチと本田コーチのハグありましたね~。ぶっちゃけモロゾフコーチなしで(笑)ここまで作り上げてきた自信にあふれているように見えてうれしかったです。

2010-11の北京はつらかったですね。言い訳してもいいじゃないか!…と、だれもが思ったはずですが。
高橋選手は、なんというか責任の所在を他に作ってしまうと、そこに甘えてしまう自分を許せないのではないかと。自分に厳しいとも言えますが、そうでないと弱くなってしまう自分をわかっているのではないかと思いました。
アクシデントは誰にでもおこりうることとして水に流し、あとは自分。
ファンやメディアは「優しいから」とか「気遣い」というとらえ方をしていましたが、私は少し違うように感じていました。
勝手な推測でしかありませんが、私はワールドのトラブルも、そのように捉えています。

山あり谷ありのファイナルですが、どの出来事も言葉も彼らしいですね。
いずれにしても優しいだけではない、彼は負けず嫌いのアスリートだなと思います。
生きているといろいろなことがありますね。
浅田選手の今の状況にふとそんなことも考えます。
[ 2011/12/09 17:07 ] [ 編集 ]
こんばんは!
ニルギリさん、こんばんは。

> 高橋選手は、なんというか責任の所在を他に作ってしまうと、そこに甘えてしまう自分を許せないのではないかと。自分に厳しいとも言えますが、そうでないと弱くなってしまう自分をわかっているのではないかと思いました。
> アクシデントは誰にでもおこりうることとして水に流し、あとは自分。
> ファンやメディアは「優しいから」とか「気遣い」というとらえ方をしていましたが、私は少し違うように感じていました。
> 勝手な推測でしかありませんが、私はワールドのトラブルも、そのように捉えています。

今回のコメントもじっくり読ませていただきました。なるほどと大いに頷きつつ、自分に近いものもあるのかな…などと勝手に。でも確実に共通しているのは、ヤツはかっこいい、という認識でしょうか(笑)。いや、でもなかなかこんなにかっこいい男はいませんよ。人間としての魅力にあふれているなと。

> 山あり谷ありのファイナルですが、どの出来事も言葉も彼らしいですね。
> いずれにしても優しいだけではない、彼は負けず嫌いのアスリートだなと思います。

「負けず嫌いのアスリート」。そうですね、そこがまたいいなと思います。

> 生きているといろいろなことがありますね。
> 浅田選手の今の状況にふとそんなことも考えます。

そうですね、それはもう本当にそう思います。

あらためて、いつもコメントありがとうございます。ニルギリさんは田中選手の動画見たのかな?とか思いつつ、いまどうしようか迷ってたりして(笑)

タロウ
[ 2011/12/09 23:05 ] [ 編集 ]
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