8.50 9.00 8.25 8.50 8.75│8.58
8.25 8.75 7.75 8.25 8.75│8.42
8.25 8.25 8.50 8.00 8.50│8.33
8.75 9.00 8.00 8.75 8.75│8.75
8.75 8.75 8.00 9.25 9.00│8.83
さすがの
アボット選手も、
4回転を入れるとなるとかなりそちらに意識がいかざるを得ないというか、振り付けをこなしてはいるのだけれど、頭は…という感じがありありと窺えたような。ジャンプそのものも、ちょっと歪んじゃいましたかね。つくづく難しいものだとあらためて感じたところですが、次入れるにせよ入れないにせよ、それを
選択肢として置くためには、どこかで、それも「競技会で」跳んでおくことが欠かせないと思うので、その点はやはりよかったのではないかと思います。
その感覚をつかむことも大事なのだと思いますし、成功しても「このあとクリーンに滑らなきゃ意味ねー!」みたいに逆に緊張しちゃったり、失敗したらしたで「このあとしっかり滑らなきゃダメじゃん!」みたいにやっぱり緊張しちゃったり、とにかくいろいろ難しい!と。全部想像だけどさ。今回その(コンボの)リカバリーは入ったと。
ただ、SPにおける4回転のミスが必ずしも致命傷にはならない、というのは、それ以外に失敗しないこと、それからとにもかくにも「回りきる」こと、そういう前提の下にある話だと思うので、リカバリーはよしとして、アクセルの転倒と4回転の回転不足の判定は、小さくない懸念材料か。今回得点的には、ステップのレベル4とコンポーネンツスコアに助けられた面は否めないので。
それにしても、もう驚きはしないのですが、
PCSは高いなあ。今季はよく滑っていて、状態もいいのはわかるのだけど、プログラムの評価も高いのかな。もちろんうれしいのですが、若干の戸惑いもあることは偽らざるところ…ですかね。これまで「もっとくれよ!」と思うことも少なくなかったので。その時々で高い評価を受けてきたことは、たしかなんですけどね。時々…ねぇ。
スピンは「3-4-4」+その評価も上々。
ステップは、繰り返しになりますが「レベル4」の判定でした。
さて、アボット選手は
世界選手権においても、SPから4回転を入れるべきか入れざるべきか。しかしそこはもう、本人の判断を待つしかないと思いますし、またそれを「
是」とすることしかできませんよね、ファンとしては。彼が何を目指しているのか、またそれをどう目指すのか。そのためには…うーむ、やはりそこは見守るしかない!めちゃくちゃ気にはなるけれど、ただただめちゃくちゃ見守るぞ!とにかく、どうするにせよ、今回はそのために踏むべき
ステップを踏んだ、そういうことです。よね?
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FSで再度試すような気がします。
成功しても失敗しても収穫はある筈なので見守ります。
ファンは応援するのみですね・・・