フィギュアスケートのアレコレ

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【世界選手権】 高橋大輔の今季SPを振り返ろう! (2)

こちらの記事の続き。

▽GPファイナル
7.20 -2.43 *4.77 4T<
8.50 +1.43 *9.93 3A
3.00 +0.71 *3.71 FSSp4
6.00 -2.10 *3.90 3Lz+COMBO
2.80 +0.43 *3.23 CCSp3
3.90 +1.30 *5.20 SlSt4
3.50 +0.86 *4.36 CCoSp4

18.60 (21.70+1.43-4.53) ジャンプ
11.30 (9.30+2.00-0.00) スピン
*5.20 (3.90+1.30) ステップ
41.39 (8.50 7.96 8.18 8.25 8.50) 演技構成点

そのときは(もちろん)残念だったけれど、こういうワンステップを踏まなきゃ前には進めないよね…といいたい演技だったといいますか。またそう言うためには、のちの努力が欠かせないわけで、そのことにあらためて敬意を抱かなければと。まあ言ったのは僕なんすけど…。しかしSPで4回転、うーん、皆さんどう判断されるのか、注目したいというか見守るしかないというか。

▽SPにおける「ジャンプ高得点」の皆さんの例 (見にくい…)
33.57 (28.90+4.67-0.00) ハビエル・フェルナンデス (スケートカナダ)
 → 4T (+1.71), 3Lz+3T (+1.10), 3A (+1.86)
31.42 (28.00+3.42-0.00) アルトゥール・ガチンスキー (中国杯)
 → 4T+3T (+0.86), 3A (+1.86), 3Lo (+0.70)
30.78 (28.90+2.28-0.40) ナン・ソン (エリック・ボンパール杯)
 → 4T+3T (+1.57), 3A (+0.71), 3Lz (-0.40)
30.16 (28.90+1.83-0.57) 羽生結弦 (中国杯)
 → 4T (-0.57), 3A (+1.43), 3Lz+3T (+0.40)
30.12 (28.00+2.12-0.00) アルトゥール・ガチンスキー (欧州選手権)
 → 4T+3T (+1.43), 3A (+0.29), 3Lo (+0.40)

29.04 (23.90+5.14-0.00) 高橋大輔 (NHK杯)
 → 3F+3T (+1.60), 3A (+2.14), 3Lz (+1.40)
28.17 (28.90+1.84-2.57) 羽生結弦 (ロステレコム杯)
 → 4T (-2.57), 3A (+1.14), 3Lz+3T (+0.70)
28.09 (28.90+1.90-2.71) トマシュ・ベルネル (欧州選手権)
 → 4T (-2.71), 3A (+1.00), 3Lz+3T (+0.90)
27.93 (28.90+2.03-3.00) パトリック・チャン (四大陸選手権)
 → 4T (-3.00), 3A (+1.43), 3Lz+3T (+1.10)
27.90 (23.90+4.00-0.00) ミハル・ブレジナ (スケートアメリカ)
 → 3A (+2.00), 3F+3T (+1.30), 3Lz (+0.70)

▽今季80点以上をマークした皆さんの例 (4回転なしはこの色
90.43 46.14 44.29 高橋大輔 (NHK杯)
87.95 45.73 42.22 パトリック・チャン (四大陸選手権)
86.63 44.19 43.44 パトリック・チャン (GPファイナル)
84.80 45.91 38.89 アルトゥール・ガチンスキー (欧州選手権)
84.71 45.60 39.11 ハビエル・フェルナンデス (スケートカナダ)
84.71 42.21 42.50 エフゲニー・プルシェンコ (欧州選手権)
84.66 42.41 42.25 高橋大輔 (スケートカナダ)
84.16 41.20 43.96 パトリック・チャン (エリック・ボンパール杯)
83.54 42.04 41.50 ジェレミー・アボット (ロステレコム杯)
83.44 47.22 36.22 無良崇人 (四大陸選手権)
83.28 40.38 42.90 パトリック・チャン (スケートカナダ)
82.78 45.20 37.58 羽生結弦 (ロステレコム杯)
82.66 40.33 42.33 ジェレミー・アボット (GPファイナル)
82.59 41.64 41.95 高橋大輔 (四大陸選手権)
82.37 43.88 38.49 町田樹 (四大陸選手権)
81.64 44.63 37.01 アルトゥール・ガチンスキー (中国杯)
81.37 44.93 36.44 羽生結弦 (中国杯)
81.26 42.19 39.07 ハビエル・フェルナンデス (GPファイナル)
81.14 42.39 38.75 トマシュ・ベルネル (欧州選手権)
80.11 40.83 39.28 ハビエル・フェルナンデス (欧州選手権)

というわけで…僕に何がいえるというのか。でもこうして見ると、「4回転なしでもまったく歯が立たないわけではない?」と思わなくもないですよね。ただ、「ズラッと並べりゃそりゃそう見えることもあるよね」ともいえる。そうなんですよ、結果的に「4回転なし」でもいい位置には付けられるかもしれないけれど、「4回転込み」で突き抜ける可能性を持つ選手がいる以上、上を目指す選手であれば、やはりそこに基準は置くだろうと。

もちろん、4回転なしが悪いわけではない。これはいい悪いの話ではありませんよね。でもその試合の主導権争いとでもいうのか、そこで受け身に回る側面は否めないのかなと。他の選手の結果待ちというと聞こえが悪いけれど、積極的に試合を主導する立場には立たない選択…くらいはいえるだろうか。
4回転を入れることには、当然小さくないリスクが、それもさまざま考えられる。ただ得点的には、とにかく回りきりさえすれば(これいうの何度目やねん)…ということもいえるわけですよね、いまは。一方、入れない場合もまったく対等に戦えないわけではない。7要素+コンポーネンツのトータルで勝負するわけですから。ただ…。

高橋選手についていえば、あくまでソチに至るまでの道のりの中で、いまの自分に何が必要なのか?という視点が主になるのだろうか。そして、明日は「入れる」と。そのための準備、踏むべき手順をファイナル以降踏んできたわけで。もっとも、「半信半疑」の全日本もありましたが(笑)。
そのためというのは、この世界選手権のためでもあり、もっと長期的な目標のためでもあり。もちろん、その時々の状態というものもありますから、なんともいえない場面もあるとは思うのですが。そこで選択をするのも、アスリートの仕事の一つだし。

とにかく、いろんな選択のかたちがあるのだと思います。ジャンプの完成度だったり、自分がいま置かれているポジションだったり、強い信念も当然あるだろうし、とにかくチャレンジしたいという選手もいるだろうし。他の選手がどうこうではなく、自分がどうするのか、どうしたいのか、どう考えるのか。結局はそういうことなのかもしれません。
その一方で、これまで4回転の灯を絶やすことなく紡いできた選手たちや、現在の流れを強力にリードしてきた選手に対するリスペクトの気持ちは、忘れないようにしなければ。

(再び)とにかく、そんなそれぞれの選択を見守るのも、スポーツ観戦の一つの楽しみですよね。以下、その4回転は失敗したものの、コンボのリカバリーはきちんと入った(ちょっとつまっちゃいましたが)四大陸の詳細を。これもまた、踏むべきステップの一つだったと。

▽四大陸選手権
7.20 -3.00 *4.20 4T<
8.50 +1.86 10.36 3A
3.00 +0.57 *3.57 FSSp4
10.1 +0.60 10.70 3Lz+3T
2.30 +0.64 *2.94 CCSp2
3.90 +1.40 *5.30 SlSt4
3.50 +1.07 *4.57 CCoSp4

25.26 (25.80+2.46-3.00) ジャンプ
11.08 (8.80+2.28-0.00) スピン
*5.30 (3.90+1.40) ステップ
41.95 (8.50 8.14 8.39 8.46 8.46) 演技構成点

緊張のショートプログラムは、いよいよ明日。しっかり応援したいと思います!
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[ 2012/03/29 20:12 ] 11/12終了した大会 | TB(0) | CM(0)
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