フィギュアスケートのアレコレ

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【世界選手権】 パトリック・チャン選手のフリー演技

うーん、何度見ても冒頭の4回転、続く4回転3回転はすごい。すごいとしかいいようがない。次のトリプルアクセルはそこまでではなかったかもしれないけれど、十分きれいな着氷だったと思いますし、得点的にもそれら3要素で「39.49」点にもなるのか。ジャンプそのものがすごいことはもちろん、やはりパトリック・チャンのプログラムの中にそれがあることがすごい、といえるのではないかと。そのすごさがあるから、またすごいジャンプが跳べるのだろうけど。

なんというか、あまり変わらなくないですか?高難度ジャンプ満載の序盤も、後半のジャンプが続く場面も、その流れそのものは。そりゃまったく同じとはいいませんが、もっと違っていいはずじゃないですかね。言い方おかしいけど。もっと慎重に、もっといわゆるジャンプを跳ぶための構成になっていいはずじゃないのかな?
少なくとも、そうはまったく見えないんですよ。だから序盤すごいでしょ?という話ではなく、いやいや、そりゃその後半もすごいだろ!という話にもなると思うのですが。

とにかく、そうした「全体の流れ」がやはりすばらしいのだと思いますし、その流れの中で、スピードの中で跳ぶから、さらにジャンプがすばらしいものになると。
それがまたきっと難しいことなのだろうし、難しいといえば、もちろんトランジションも(あいかわらず)加減しないし…ということで、いかにもわかっていないことをわかったように書いちゃう素人っぽさ満開かもしれませんが、素人なりにそう思います。やはり、その全体の流れがすばらしいのだと。

ステップでもその流れが加速することはあれど、途切れることなどない、というか基本的にありえないと思いますし、そのあとのデスドロップなども、音楽にあわせた大きさだったり入り方だったり、そこでもそれを生かしていると思うんですね。そのあたりも非常に計算された、かつ高い実行力が要求される構成といいますか。
たしかに、ジャンプシークエンスでの躓きや、アクセルの失敗こそありましたが、でもそれがその流れに決定的なダメージを与えるほどのものだったかといわれれば、今回そこまでではなかったのかな…と感じました。ただ、その一方でそれらのミスに演技全体の印象を左右される僕もいるのですが。

5コンポーネンツについては、難しいです。最近それしか言ってませんが。でも難しい。個人的には、もう少しその差が小さければ(自分にとって)わかりやすいかな…とは思います。それはどの程度?その根拠は?と問われれば、もうお手上げです。白旗です。その程度の話です。
プログラムに関しては、ジャパンオープンのとき(記事はこちら)からその認識は変わりません。そのプログラムを最終滑走であれだけ滑り切った強さには、あらためて感服です。もちろん、ミスがあったのは残念でしたが、2日間を通してのその最終的な勝利は、大いに称えられるべきものだと思います。ブーイングもありましたけど、チャン選手の受け止め方がいちばんしっくりくるというか、好ましいものなんじゃないかな。

以下は、チャン選手の4回転トリプルアクセルの実施状況を調べたもの。いろんなケースがありますから、単純に何分の何の確率とかいうことはできませんが、これまたいろんな意味で「十分」といってよい成績ではないかと。

□パトリック・チャン選手の4回転実施状況
2010/2011シーズン
▽SP
-3.00 4T (スケートカナダ)
+1.86 4T+3T (ロステレコム杯)
-1.14 4T< (GPファイナル)
+2.14 4T (カナダ選手権)
+1.86 4T+3T (世界選手権)

▽フリー
+2.00 4T (スケートカナダ)
-3.00 4T< (ロステレコム杯)
+1.29 4T (GPファイナル)
+2.83 4T (↓カナダ選手権)
+2.00 4T+3T
+1.29 4T (↓世界選手権)
+2.43 4T+3T

2011/2012シーズン
▽SP
-2.14 4T (スケートカナダ)
-3.00 4T< (エリック・ボンパール杯)
-2.29 4T+3T (GPファイナル)
+2.00 4T+3T (カナダ選手権)
-3.00 4T (四大陸選手権)
-0.86 4T (世界選手権)

▽フリー
-3.00 4T (↓ジャパンオープン)
+2.14 4T+3T
-2.71 4T (↓スケートカナダ)
+1.71 4T+3T
+1.29 4T (↓エリック・ボンパール杯)
+1.43 4T+3T
-1.86 4T (↓GPファイナル)
-2.43 4T+2T
+1.17 4T+2T (↓カナダ選手権)
+2.33 4T
+2.14 4T+3T (↓四大陸選手権)
+1.86 4T
+2.43 4T (↓世界選手権)
+2.29 4T+3T

□パトリック・チャン選手のトリプルアクセル実施状況
2007/2008シーズン
▽SP
+1.40 3A (スケートアメリカ)
+1.40 3A (エリック・ボンパール杯)
+1.00 3A (GPファイナル)
-2.50 3A (カナダ選手権)
+0.57 3A (世界選手権)

▽フリー
+0.40 3A (スケートアメリカ)
+1.20 3A (エリック・ボンパール杯)
+2.00 3A (GPファイナル)
+0.00 3A (カナダ選手権)
+1.29 3A (↓世界選手権)
-3.00 3A+SEQ

2008/2009シーズン
▽SP
-0.64 3A (スケートカナダ)
+1.00 3A (エリック・ボンパール杯)
-4.20 3A (GPファイナル)
+2.00 3A (カナダ選手権)
+2.00 3A (四大陸選手権)
+1.60 3A (世界選手権)
-2.50 3A< (国別対抗戦)

▽フリー
-1.40 3A (↓スケートカナダ)
-4.20 3A+SEQ
+2.00 3A (↓エリック・ボンパール杯)
-2.80 3A+SEQ
-4.20 3A (↓GPファイナル)
-2.50 3A<+SEQ
+2.00 3A (↓カナダ選手権)
+1.67 3A+2T
+1.60 3A (↓四大陸選手権)
+0.10 1A+2T
+1.00 3A (↓世界選手権)
-0.56 3A+1T
+1.60 2A (↓国別対抗戦)
-4.20 3A

2009/2010シーズン
▽SP
-4.20 3A (スケートカナダ)
+1.50 3A (カナダ選手権)
-2.52 3A (オリンピック)
+1.00 3A (世界選手権)

▽フリー
+0.40 3A+2T (↓スケートカナダ)
-2.50 3A<
-1.63 3A (↓カナダ選手権)
+1.00 3A+2T
+1.60 3A+2T (↓オリンピック)
-4.20 3A
-1.68 3A+2T (↓世界選手権)
+1.60 3A

2010/2011シーズン
▽SP
-3.00 3A (スケートカナダ)
-3.00 3A (ロステレコム杯)
+1.00 3A (GPファイナル)
+0.75 2A (カナダ選手権)
+1.86 3A (世界選手権)

▽フリー
-3.00 3A (スケートカナダ)
+1.71 3A+3T (ロステレコム杯)
+1.14 3A+2T (GPファイナル)
+2.00 3A (カナダ選手権)
-1.57 3A (世界選手権)

2011/2012シーズン
▽SP
+0.29 2A (スケートカナダ)
+1.86 3A (エリック・ボンパール杯)
-1.00 3A (GPファイナル)
+2.50 3A (カナダ選手権)
+1.43 3A (四大陸選手権)
+1.29 3A (世界選手権)

▽フリー
-3.00 3A (ジャパンオープン)
+1.71 3A (スケートカナダ)
+0.21 2A (エリック・ボンパール杯)
+1.57 3A (GPファイナル)
+2.00 3A (カナダ選手権)
+1.43 3A (四大陸選手権)
+1.57 3A (世界選手権)

今季はSPで4回転がちょっと…という感じでしたが(ファイナルは成功といいたいところだけど)、最後の国別対抗戦はスッキリ降りてくれるといいな!あらためて、世界選手権連覇おめでとうございます!それから、エキシビションの『エレジー』は本当にすばらしかった!チャン選手の新境地…かな。これまた国別でも期待!
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[ 2012/04/05 21:37 ] 11/12終了した大会 | TB(0) | CM(2)
現在の問題
コメントさせていただきます

チャンが優れた選手であることは誰もが認めることですが
チャンが苦手で高橋選手にしかできないようなこともあるわけです
技術(ジャンプも含む)も表現もスタイルの違いみたいなものがあると思います

現在の問題は
そのスタイルの違いが評価されず、チャンが王道、チャンに倣え!!
になってしまってることではないかと

バレエならクラシックを認めるけどコンテンポラリーは評価しない
絵画では具象画を認めても抽象画を評価しない
ジャズは認めるけどブルースは認めない・・

あくまでチャンスタイルが至上になってしまっている
これではフィギュアがつまらなくなってしまいます
[ 2012/04/05 23:38 ] [ 編集 ]
Re: 現在の問題
通りすがりのフィギュアファンさん、こんばんは。

> チャンが苦手で高橋選手にしかできないようなこともあるわけです

ご意見を拝見して、その逆もまたあるのだろうし、そこがすごく評価されるところなのかもしれないな…というようなことを思いました。その差がこれだけあるのか…という点については、僕もその時々で思うところがあるわけですが、いずれにせよ、いろいろな見方があるということですね。

タロウ
[ 2012/04/06 22:31 ] [ 編集 ]
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