フィギュアスケートのアレコレ

フィギュアスケートのアレコレについて語るブログです。

【中国杯】 高橋大輔選手のSPの演技

今日の大輔さんは、赤のジャケットが実によくお似合いで。そして、その衣装こそがこのプログラムの性質を表しているといいますか、とてもスマートスタイリッシュな(と表現するとスマートでスタイリッシュに聞こえないのだが…)SPだと僕は感じました。

体がよく締まっているからこそ、あそこまでジャケットがよく似合うのだと思いますし、昨シーズンから取り組んでいるバレエの賜物…といえるのかどうかはわかりかねますが、いまの高橋選手はとても姿勢がよく、またその結果としてとてもスタイルがよく見える(実際がどうこうという話では断じてない。念のため。この念押しが余計か…)ので、こういう系統の作品でも、それがよく映えるんですね。
わかりやすいところでいえば、冒頭の立ち姿から要所要所のキメポーズまで、とにかくめちゃくちゃカッコイイんすよ。カッコよく見えるんすよ。元々カッコよく動ける選手ではあるのですが、以前の高橋選手であれば、ここまでカッコイイ体のラインは出ていないような気がします。

冒頭の4回転は完全な回転不足。国際映像のスローで見ると、ダウングレードかな?と思ったのですが。もちろん判定に用いられる映像とは異なるわけで。フライングシットスピンは、中国独特のカメラワーク(…)のためよくわからなかったのですが、おそらく3つのカテゴリーをつなぐかたちになっているのだと思います。
今季はバリエーションの姿勢の制限が強化された一方、カウントに関しては緩和されたので、それで実現したレベル構成であると。いわゆる「ファイナル・ワインドアップ」をきちんとというか上手く挿入していることもあり、その印象はとてもよいと感じました。

コンビネーションジャンプは、あそこからよくセカンドにつなげたなと。そのセカンドジャンプは、もし回転不足と判定されたとしても、そうかもしれないな…と感じられるものだったと僕は思いました。これまた判定用の映像が見られるわけではないのですが。
そのあとの足換えのキャメルスピンは、昨シーズンと同じく必ずしもレベル4構成にはこだわらない方針なのでは。メディアはすぐ「取りこぼし」にしちゃうけどさ。いわゆる「ドーナツ姿勢」にしたとき、腕の表現があってもよいのかなとも思ったのですが、それが作品の雰囲気に合うかどうか…ですね。「なし」が正解のような気もするな。

演技後半のトリプルアクセルの美しさはさすが。つーか絶品。そして見せ場のステップは、またまたさすがとしかいいようがないですね。ただちょっと音楽とチグハグになっているように見える箇所もあり、それがお世辞にもよいとはいえない音響によるものなのか、それとも伝えられる構成変更後の滑り込み不足によるものなのか、はたまた他の要素に起因するものなのか、そのあたりは今後を見守りたく。決して悪くないとは思います。
最後のコンビネーションスピンは、トラベリングこそ残念でしたが、高橋選手ならではといえるその独自の構成には、あらためて拍手を贈りたいです。

トランジションもよく入っている(いや、ホントに)と思いますし、ジャッジの評価も上々。本人は納得していないご様子(いつものことといえばそうなのだけど)ですが、さまざまな不安要素がありつつもやるべきことはやり、押さえるべきところは押さえ、一定の水準以上といえる(僕はいいたい)パフォーマンスにまでしてみせた点は、GP第1戦の出来としては十分といってよいのでは?これから滑り込んでいけば、もっといいプログラムになると思いますよ!それはもう絶対に。それが僕はとてもとても楽しみです。
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[ 2012/11/03 00:35 ] 12/13終了した大会 | TB(0) | CM(0)
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