フィギュアスケートのアレコレ

フィギュアスケートのアレコレについて語るブログです。

【ジャパンオープン】 浅田真央選手の演技

いよいよその全貌が明らかになった浅田真央選手のフリー。おなじみの旋律から始まるいよいよ感(?)も、見る者の緊張を否が応にも高める効果満点なわけですが、そこでの凛とした浅田選手の佇まいがなんともいい感じ。首も使ってますねー。そのあとも見られるこの動きは、シーズンが進むにつれもっと自然に感じられるようになると思う。

冒頭はトリプルアクセル。誰もが期待するその技に行く前の、後方に腕をやる振り付けがなんか好きだ。スパンッって。迷いは置いて、あとは跳ぶだけ!みたいな。そう、彼女には、いつも思い切り跳んでいてほしい。
つなぎをしっかり入れた上で跳ぶフリップ-ループもいいですね。ジャンプには高さもキレもあるように見える。キレてる感じは、セカンド・(のちの)サードのループジャンプに(も)よく表れていたような。ルッツも問題なし。マークが付いても、ジャンプとしてはいいものだと思う。「0」をつけたジャッジを、僕は支持します。何の影響力もないけど。

そこから自然な流れでスピンに移行する、その入り方がいいですねー。ただこのスピンに関しては、足換え前にハイライトがきてしまうのが、少しもったいない構成のような気がしています。今大会のスピンの構成は以下のとおり(特徴のみ抜粋)。

CCoSp(スピン・コンビネーション)
バック・エントランス
アップライト・ストレート
シット・サイドウェイズ
シット・ビハインド

FCSp(単一姿勢のスピン)
フライング・エントランス
キャメル・アップワード
キャメル・フォワード
エッジの変更

FCCoSp(フライング・エントランスのスピン)
ウィンドミル
シット・フォワード
アップライト・レイバック
アップライト・ビールマン

こうして見ると、「8回転」は使っていないんだなー。彼女の場合は、その美しい姿勢の連続(変更)で見せる方が、その印象はいいのかもしれない。理に適った選択、とでもいいますか。

演技後半は、美しいトランジションを挟んでから(構成では)2A+3Tで幕を開ける4連続ジャンプ。ジャンプそのものにキレがあるため、徐々に盛り上がっていく音楽とのシンクロ具合もばっちり。洗練された身のこなしもできれば、彼女はパワーを伝えることも非常に得意としていますから、グワァ~とくる感じは既にそこから始まっているという。そして、ついにステップですよ!
…とその前にスピンがあるわけですが、そこでテンションが落ちないのがすごくいいと思う。ウィンドミルでグイングイングイン(ちょんちょんちょん…じゃなくて)、最終的にビールマンにつなげる構成、それを遂行する浅田選手の能力の高さ、ですよね。

そして、ついにステップ!そこはですね、もうなんというか…やっぱすごい(笑)。すごいとしかいいようがない。正直、音楽的にはどうなのかな?とは思うんです。でもその圧倒的なパワーの前に、なんかどうでもよくなっちゃうんだよな。このまま押して押して押しまくれ!と。何のためにこの曲を選んだのだ!と。
このため…といってよいかはわからないけれど、誰もが知るこの音楽で、その誰をもねじ伏せるかのような演技ができるのは、やはり浅田真央だけだ。王道中の王道を進む難しさを乗り越え、さらに昇華させるのは、並大抵のことじゃない。ただ選べばよいというものではない。そのことに、もっと目が向けられてよいと思う。

最後のコリオシークエンスは、欲をいえばもっと見たい。もっと比重がほしい。けど、音楽はどうするの?とかいろいろうっちゃって言っちゃうと、浅田選手に4分(最大プラス10秒)は短いんだ、たぶん(笑)。いや、本人はそれはもう大変だと思うのですが、それぐらいのスケールの大きさということで。

浅田選手はGP開幕戦のスケートアメリカに出場。このフリーもそうですが、SPもとても楽しみ。実はまだ見ていないんです。なんとなく、とっておこうと思いまして。だから、楽しみがいっぱいで困っちゃうよ。いよいよだーっ!!

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[ 2013/10/17 23:11 ] 13/14終了した大会 | TB(0) | CM(0)
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