フィギュアスケートのアレコレ

フィギュアスケートのアレコレについて語るブログです。

【全日本選手権】 高橋大輔選手のSPの演技

フィギュアスケートの全日本選手権は、男子ショートプログラムの競技が終了しました。

26番滑走:高橋大輔 (関西大学)
TSS:82.57 TES:36.97 PCS:46.60

この舞台に、その程度、その本当のところはわからないものの、このような状態で立たねばならなかった高橋選手の気持ちは、僕には想像もつかない。今度ばかりは、時間が足りなかったのかもしれない…とも思う。姿が見えない相手に、どうしてこういう試練を彼に与えるのかとなじりたくなる。と同時に、救いも求めたくなる。思わず。
でも、それは高橋選手に対して失礼なことなのかもしれないし、彼がどういう世界に身を置いているか、というのを、本当の意味で理解していないからかもしれない。そりゃそんなの端から無理に決まってるでしょ!とは思う。思うけど、もうちょい想像しろよ!とも思う。でも、想像してもやっぱ無理だ。その世界は、自分からあまりに遠い。

高橋選手の強さは、「知っている」ことだと思っていました。それこそ、自分がどういう世界にいるのかを。その日常の延長線上には、なんだって起こり得るということを。そして、それがいつどういうかたちで自分の身に降りかかるかはわからず、また未来の自分がそれを「知らない」という当たり前のことも、彼はその身に染みた「経験」として知っていたのではないかと。
だからいざ何事かが起きたとき、起きているとき、当然それに翻弄される部分はあるだろうけれど、その現実を見きわめる目、自分に何がコントロールできて何ができないかを峻別し、それを受容し、できることに注力していく、ということに関しては、その強みが生きると思っていた。そこで「自分の気持ちを救うのも追い込むのも自分次第」だということも、高橋選手は知っているから。

その認識に、それは多分に自分勝手なものかもしれませんが、それに変わりはないです。実際、高橋選手は厳しい状況にあっても自らを奮い立たせ、いまできること、やるべきことを見きわめながら、最大限の努力を払ってきたのだと思いますし、だからこそここまでもってこられた…のかもしれない。ああ、何もわからないのに、またわかったようなこといってるな。
とにかく辛いです。彼のああいう表情を見るのは。でも、高橋選手はこれまで何度も奇跡のような演技を見せてきた。それは真に力があってこそ起こせるもの。そう、彼には力がある。オリンピックで再び世界を魅了する、その力がある。そのためのプログラムだって。それが「ビートルズメドレー」だ。何を僕はこれほど悲観しているんだ。明日はそれが見られるというのに。急転直下、この姿勢(思考)が笑われるのも覚悟の上。でも僕は、信じることを高橋大輔から教わってきたので。だから信じます。それが(そう臆面もなく言えるのが)僕の強さです。いまこそ、それを示すとき。明日は全力で応援するのみだ!
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[ 2013/12/21 23:57 ] 13/14終了した大会 | TB(0) | CM(0)
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