フィギュアスケートのアレコレ

フィギュアスケートのアレコレについて語るブログです。

「ISUコミュニケーション第1861号」について (4)

引き続き、スピンについて。

ELEMENTS REQUIREMENTS (see also Clarifications on the back of the page)

Spins
1) For flying spins of both Short Program and Free Skating:
a) a clear visible jump;
b) basic landing position reached within the first 2 revs;
c) held for 2 revs after the landing.
2) For any spin with change of foot: at least one basic position on each foot.
3) For spin combinations with change of foot: all 3 basic positions.
Sign “s” indicates that one of these 5 requirements was not fulfilled, the base value of a spin with a sign “s” is approximately 70% of the original base value. Sign “ss” indicates that two or more of the 5 requirements were not fulfilled, the base value of a spin with a sign ”ss” is approximately 50% of the original base value. Exact reduced values are indicated in the respective columns.


というわけで、スピンにおいても基礎点減額のマークが導入されることに。
2)に関しては、
▽足換えありの単一姿勢のスピン:一方の足が基本姿勢で2回転に満たない
ショート・プログラムおよびフリー・スケーティング:一方の足では2回転ある基本姿勢があるが、他方の足では2回転ある基本姿勢がない場合、そのスピンのレベルはベーシックより高くならない。
▽足換えありのスピン・コンビネーション:一方の足が基本姿勢で2回転に満たない
ショート・プログラムおよびフリー・スケーティング:一方の足では2回転ある基本姿勢が1つあるが、他方の足では2回転ある基本姿勢がない場合、そのスピンにはレベルは無い;一方の足では2回転ある基本姿勢が2つあるが、他方の足では2回転ある基本姿勢がない場合、そのスピンのレベルはベーシックとなる。
〇足換えを伴うスピンでは、ショート・プログラム、フリー・スケーティングともに、左右の足とも少なくとも1つの基本姿勢を含むことがレベル1 – 4を獲得するために必須である。(レベル要件の部分から削除

今後、これらはマークで対応することになるのではないでしょうか。3)に関しては、
〇足換えを伴うスピン・コンビネーションでは、ショート・プログラム、フリー・スケーティングとも、3つの基本姿勢全てを含むことがレベル2 - 4を獲得するために必須である。(レベル要件の部分から削除

こちらもおそらくは同様であると。フィーチャーとスピンそのものの必須要件が重なっている場合、そうでない場合、またスピンの構成、エラーの種類等々により、プラスに働くかマイナスに働くかは、それこそいろんなパターンがありそうだ。ただどちらかといえば、多少プラスに動くケースの方が多い気がする。「気がする」レベルだけど。しかしいずれにせよ、減点される(結果的にそうなる)ことに変わりはないわけで、確実な実施が必要なのはいうまでもなく。
でもレベルが獲れない(特徴が獲得できない)わ上記のエラーが重なるわだと、やっぱこれまでより損するケースもある…のか。頭がこんがらがってきた。そういう意味では、「より」確実に実施しなきゃかも。「かも」レベルだけど。

フライング・スピンに関しては、
▽フライング・スピン:フライング・エントリー - 空中で姿勢が取れていない
フライング・エントリーはスピンの性質の一部であり、通常のフライング・キャメルの場合を除き追加的な特徴とみなされる。明らかな(ジャンプではなく)踏み換え(“ステップ・オーバー”)が行われるか、スケーターが試みたものの空中で姿勢が取れていない場合には、このフライング・エントランスはレベルの特徴とはみなされず、ショート・プログラムではレベル1を超えない。しかしながら、フリー・スケーティングではこれに対応するレベルの特徴は数えられないが、それでも他の特徴は高いレベルに達するために適用される。ショート・プログラムでは、ジュニアのスケーターが規定された空中姿勢に達しようと試みもしない場合、そのフライング・スピンにはレベルは無い。
▽フライング・エントランス:非基本姿勢の回転数
フライング・エントランスの特徴は、着氷後の最初の2回転以内に基本姿勢が取れ、この基本姿勢が少なくとも2回転保持された場合にのみ認められる。
▽ショート・プログラムのフライング・スピン
ショート・プログラムにおいて、フライング・スピンの着氷時の基本姿勢が着氷後2回転以内に基本姿勢に達せず、この基本姿勢が少なくとも2回転保持されない場合、レベルは1より高くならない。

このあたりが関係する部分か。とにかく、従来求められていたものではありますよね。"a) a clear visible jump"という要求がキツくなったというか、見た目にはっきりくっきり跳び上がりなさい、空中姿勢をきちんととりなさい、"really difficult"なポジションでなければ特徴として数えませんよ、などなど、やはりフライング・スピン(フライング・エントランス)については、ハードルが上がったような。いや、求めていたものを明確に求め直すというのか。

あと、「ショート・プログラムでは、ジュニアのスケーターが規定された空中姿勢に達しようと試みもしない場合、そのフライング・スピンにはレベルは無い」というのが、昨日書いた"SP: Prescribed air position not attained (flying spin)"と関連性のある部分で、試みたっぽいけどいやいやいや…というときは、ジャッジに(あらためて)GOEで対応してください、という念押しなのか何なのか、考えれば考えるほど深みにハマっていくな。もっと素直に読めばいいの?
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[ 2014/04/30 23:03 ] ルール関連 | TB(0) | CM(0)
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