フィギュアスケートのアレコレ

フィギュアスケートのアレコレについて語るブログです。

そうあるべきで、それが当然というほどに

先ほど地上波で拝見(それすら録画でだけど)したスケートカナダの男子フリー。いやー、すばらしかったです、パトリック・チャン選手の演技。得点的には、2シーズン前のパリには及ばず、またその構成においても、完全なものではなかったものの、彼のフリーにおけるベストパフォーマンスといってよいのではないだろうか、そう僕には感じられました。

なんていうのかな、チャン選手はローリー・ニコルに育てられた、みたいなところがあるといいますか、みたいなというか一面的にはそうだと思われ、またカートにも作品の提供を受けたことがあり、それを含む実に多彩なEXナンバーの持ち主でもあり、(結果的にか前提にか)そこから発展したジェフのSPだったり、そしてウィルソンとのコンビだったり…という経緯があるわけだけど、今季のSPとフリーを見るにつけ、その「蓄積」のすごさを再認識させられるというか、いまになってそれがあらためて、そして加速度的に花開いている、ように感じられる。…長い、それにあいかわらずわかりにくくてスミマセン。

しかし、今度のプログラムの表現はすばらしいですよね。決して器用だといえない面も、あるにはあるのかもしれない。でも、その演技はひたすら美しく、繊細でもある。どの音にも、その色にもリズムにも、流れがマッチしている。それは最初から最後まで、一切途切れることはない。破綻していない。うーん、これ間違いなく、彼にしかたどり着けない、一つの高みに到達しつつある…といっていいと思うし、またそう言いたいし。

フィギュアスケートとはなんじゃいな?みたいなことを、エラそうに考えちゃったりすることだってあるわけです。いや、ホント申し訳ない。それは一つこうだ!ともいえないのかもしれないし、また言葉にしてみろと言われても、とてもとても。

そんなレベルでですよ、こういうこというのはアレだとか言いつついつものように言っちゃいますが、そういうのを考えても、考えなくてただ感じたとしても、この日のパトリックのコンポーネンツの得点(及び他の選手とのその差についても)は、そうあるべきで、またそれが当然というほどに思われる、というのが、今日抱いた僕の感想でした。いやはや、それほどにすばらしかった、チャン選手の演技。
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[ 2015/11/01 23:37 ] 15/16シーズン | TB(0) | CM(-)
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