フィギュアスケートのアレコレ

フィギュアスケートのアレコレについて語るブログです。

あの曲を再評価させたこの選手

さて、ジュニアといえば(あちこち話題が飛んでごめんあそばせ)、この選手は避けて通れますまい。まず前提として、これらの記事を未読の方がおられましたら、ご参考までにと。どういう人柄の選手なのか、みたいなこともおぼろげながらわかるように思うので。

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というわけで、とっくに名前(とお姿も)は出ているわけですが、山本選手ですよ。そして、SPの『ポエタ』ですよ。実は僕、この曲ってそれほど好きじゃなかったんです。なんでかは自分でもようわからんけど。でも、この山本選手の演技を見て、「あれ?なんかカッコよくね?」って素直に思ってしまった。ていうか、草太が超カッコいいよ!!

表現面は、もう全ッ然違いますね。「僕、昨シーズンまで表現は少し苦手な部分があった」、「僕は踊るのがあまり得意なほうではないんですね。けっこう恥ずかしがりながら昨シーズンまではやっていた」とは、上記に挙げたインタビューの本人談。
本人がそう言っているからといって、あまりそれに乗っかるのもアレなのですが、その演技について、『「こういう振り付けをされました」感』とかなんとか僕も書いちゃってたわけで。でも、このSPにはないじゃん!「こういう振り付けをされました」感!! 山本選手自身から、そのカラダから、直に「表現」が伝わってくる!!

いや、すごいっすね。こうも変わるものなのか。宮本賢二偉大なり!ということなのか。どうなんだ。あと変わったといえば、だいぶ大きくならはりましたか? お顔が小さくていらっしゃるので、余計そう見えるのかもしれんけど。ジュニアの選手を見るのは、そういう楽しみ、驚きもあるよなー…としみじみ。成長って尊いなと。やだやだ、おっさんはすぐこういう話になっちゃって。

それから、こちらもしみじみ感じたのが、やはり「滑る」ということは、すごいことなのだと。まったくイコールというわけではないのかもしれないけど、表現の幅の広さ、というものには、やはりそこが関わってくるのではなかろうか。
というか、そこがフィギュアスケートの不思議なところというか、本質的なところというか、この競技が存在する理由というか。そこまでただ見てるだけ人間が言うかっていうね…でもそんなことを思わず感じてしまうのだ、上手いとされる選手の演技からは。草太もそのトップランナーの1人ですよね、間違いなく。



このフリーもすばらしいと思います。SPとの対比、この組み合わせでこのシーズンを戦う、という事実がまずいいなと思う。それって結構大切なんじゃないかな?と常々思うところなので。
そして、本人がいうように、曲との相性のよさを感じます。本当に、彼によく合った選曲ではないかと。気品の中にも、力強さ、猛々しさといったものが表現できるように思いますし、また現に振り付けで、彼自身の表現で、それが見事に現実のものとなっているのではないでしょうか。

やっぱ違いますよ、昨季までの山本選手とは。そのさりげなく伸ばされる腕にも、きちんと言葉が、意味が宿っている的な、表現いいなーと感じられる選手特有の「それ」を、僕はこの演技から感じるのですが。
うーむ、いいな。いいっす。どんどん見返したくなっちゃう。つーか、誰にはばかることなく、大いに見返そう。うん、そうしよう。
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[ 2015/11/10 22:50 ] 15/16シーズン | TB(0) | CM(-)
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